この度当院では、医療療養病棟(2階)において、これまで使用してきた心電図モニタの入れ替えを行いました。
新規に採用したのはフクダコーリン株式会社製のセントラルモニタV2100、小型モニタAccumil N1です。
今回導入した小型モニタAccumil N1は5.5インチ、重さ約1㎏と業界最小クラスの製品です。
掌にのる大きさで点滴スタンドに取り付け使用できます。
これによりベッドサイドのスペースを広く有効に使うことができます。手のひらサイズなので収納スペースも取りません。
セントラルモニタと小型モニタは無線LANで双方向通信が可能です。
セントラルモニタからアラーム設定変更やアラーム停止、血圧測定間隔変更などが可能となり業務の効率化が図れました。
アーム付きのモニタでステーション内外のスタッフが見やすい角度に自由に調整し、情報を確認共有することができるようになりました。
さらに、セントラルモニタの生体情報を、専用ソフトをインストールした電子カルテ端末から閲覧可能となりました。患者1名のみではありますが電子カルテ端末からリアルタイムに波形を確認できるので重症患者さんの管理に役立っています。
これからも療養される患者さんに少しでも良い支援を行えるよう、設備や看護技術の改善向上に努めてまいります。