永寿総合病院柳橋分院は平成2年に開院し、令和5年で14年目に入りました。地域の皆様のご理解、ご支援に心より感謝申し上げます。平成26年には病棟を医療療養40床と回復期リハビリテーション40床の構成とし、永寿総合病院は急性期、柳橋分院は回復期〜療養期と、バランスの良い病院機能を構築してまいりました。
我が国は団塊の世代全員が75歳以上となる2025年問題を抱えており、世界でも類を見ない急激な高齢化のさなかにあります。療養病棟、回復期リハビリテーション病棟ともに入院される患者さんの年齢は上昇し、90歳を超える方も多く入院されています。回復期リハビリテーションにより、多くの高齢患者さんに自宅や療養施設にもどって頂くことを目標としております。令和2年から柳橋リハビリテーションセンターを新設し、通所・訪問のための送迎車は2台体制と致しました。介護保険を用いた通所・訪問リハビリテーションも強化してまいります。療養病床では気管切開、中心静脈栄養などの重症患者さんが増えておりますが、適切な全身管理とともに安全な医療の実現を心がけてまいります。
平成31年初めより電子カルテを導入し、医療の質の向上に努めております。永寿総合病院と同系列の電子カルテのため、分院-本院間の連携がさらに円滑となり、内科、整形外科を中心とした外来診療も効率化されました。当院外来から本院での内視鏡、MRI、CT検査などが予約でき、その結果は柳橋分院の電子カルテ端末で確認することが可能です。さらに、病院間シャトルバス運行に加え、「めぐりん」が延伸したので、両病院間の行き来がより便利になりました。
新型コロナウイルス感染症のパンデミックも4年目に突入しました。職員及びその家族には感染者が出ましたが、患者さんの院内クラスターは幸いにも発生しておりません。新型コロナウイルスを含む感染症対策に十分配慮し、安全な医療環境を確保してゆきたいと存じます。これからも全職員が力を合わせて当地域の健康維持に貢献してゆく所存です。より一層のご支援のほど宜しくお願い申し上げます。
令和5年1月
この街に暮らすみなさまの健康を守り、日常を安心してお過ごしいただくための病院として、
充実した医療、下町情緒あふれる、人情味のある医療を提供する
「下町の家庭的で、温かい病院」であり続けたい、という思いを病院の理念として掲げています。
名称 | 公益財団法人ライフ・エクステンション研究所付属 永寿総合病院柳橋分院 |
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院⻑ | 米丸 亮 |
開設者 | 公益財団法人ライフ・エクステンション研究所 |
病床数 | 合計:80床 医療型療養病棟:40床 回復期リハビリテーション病棟:40床 |
診療科 | 内科・呼吸器内科・整形外科・皮膚科・小児科・リハビリテーション科 |
所在地 | 〒111-0052 東京都台東区柳橋2-20-4 |
TEL / FAX | 03-3851-9375 / 03-3851-9380 |
当院では、患者さんに安心して医療を受けていただくために、安全な医療をご提供するとともに、患者さんの個人情報の取り扱いにも、万全の体制で取り組んでいます。また、患者さんの個人情報の開示・訂正・利用停止等につきましても「個人情報の保護に関する法律」の規定にしたがって進めております。
公益財団法人ライフ・エクステンション研究所付属 永寿総合病院 柳橋分院では、寄附金を受け入れております。「柳橋分院」は運営に対し、企業や個人の皆様方から広く寄附金を受け入れ、その成果を通じて地域医療の向上や必要とされる医療を確保し、社会貢献に役立てます。なお、当法人への寄附は、税制上に優遇措置があります。
お申込み・
問い合わせ先
担当:事務局 小林
個人の場合
その年中に寄附した合計額(総所得金額の40%を限度)から2,000円を差し引いた額について、所得控除を受けることができます。(所得税法第78条)
なお、個人住民税に対する住民税控除、相続財産寄附に対する相続税非課税についても、それぞれ特例措置があります。詳しくは上記問い合わせ先またはお近くの税務署、税務相談室等にてご確認下さい。
法人の場合
一般の企業等(普通法人)については、一般寄附金の損金算入限度額に、特定公益増進法人に対する寄附金の特別損金算入額が加算される特例があります。一般寄附金の損金算入限度額及び特別損金算入限度額は以下の通りです。
資本金又は出資金のない法人等についても、法人の区分によって別途規定があります。
詳しくは上記問い合わせ先またはお近くの税務署、税務相談室等にてご確認下さい。
ご寄附をいただきました際には、当法人の領収書と、控除を受けられる法人である旨の証明書(認定書)の写しをお渡ししますので、税務署への手続き(確定申告、相続税申告書提出等)の際にご利用下さい。