11月29日(木)19:15より当院において「第7回東京下町呼吸器プライマリケアフォーラム」を、ハイブリット形式で開催しました。
ご参加ならびにご視聴いただきました先生方、地域医療機関様、ありがとうございました。
冒頭、座長の当院 呼吸器内科 部長 宮脇正芳医師よりご紹介があり、「長引く咳の診断と治療のアップデート~原因療法からリフヌア®投与まで~」と題して、福島県立医科大学 医学部 呼吸器内科学講座 講師 斎藤純平先生よりご講演いただきました。
はじめに、慢性咳嗽の機序・原因、最新の診断や治療やその評価についてお話しいただきました。次に、原因疾患が不明または原因疾患の治療を行っても改善しない難治化する慢性咳嗽と、その最新の治療について解説していただきました。
また、2022年4月に保険適応された咳嗽治療薬のゲーファピキサントクエン酸塩(リフヌア®錠45mg)の作用や副作用について解説いただき、治療の幅が広がったことをお話ししていただきました。
「東京下町呼吸器プライマリケアフォーラム」は、今回で最終回を迎えることとなりました。長年にわたりご参加ただきました皆様、ご講演いただきました先生方に心より御礼申し上げます。
フォーラムが終了しても、今後も呼吸器疾患に携わる先生方と顔の見える連携や情報交換を続けてまいりたいと考えております。
当院は台東区における地域医療支援病院としての役割を果たすため、地域の先生方からご紹介いただいた患者さまに、高度な医療を提供してまいります。
また、治療や精密検査後、急性期を脱し経過観察を行った患者さまは、逆紹介をさせていただきます。
本フォーラムを経て、これからも密接な病診および病病連携を深めていけるよう、職員一同努めてまいります。
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