2024年10月8日、東京都藝術大学大学美術館にて、オレンジカフェを開催しました。
東京都美術館と東京藝術大学が取り組むプロジェクト Creative Ageing ずっとび と連携したオレンジカフェの開催は、今年で3回目となりました。
今回の会場は、東京藝術大学大学美術館です。
今回も、東京都美術館×東京藝術大学とびらプロジェクトで活動しているアート・コミュニケータ(愛称:とびラ―)が参加者に寄り添い、安心して鑑賞や対話を楽しめる雰囲気を作り出してくれました。
まずは、アートカードがテーブルいっぱいに広げられ、その中から好きなアートカードを選んで、選んだ理由や想い起されることなどの会話を楽しむことで、最初は緊張した面持ちだった参加者はリラックスした表情に変わっていき、笑顔が見られました。
東京藝術大学大学美術館の収蔵品の中から、高齢者や認知症の方が鑑賞しやすい作品を6作品選んで特別展示してくださいました。
作品の前にはソファや椅子が置かれ、ゆったりと鑑賞できる環境をセッティングしてくださり、参加者自身がグループで作品をじっくり見て、想像したり、感じたりしたことを自由にお話ししながら鑑賞していました。
会話が弾み、時にはにぎやかな笑い声が響いたり、参加者の生き生きとした表情も見られました。
まずはじっくり作品を鑑賞
とびラーの問いかけで和やかに会話
作品を見て思い出を語る
じっくり鑑賞、何を感じるかは自由
作品を見て感じたことを伝え合う
鑑賞が過去の記憶を呼び覚ます
ときにはそっと鑑賞も
小さな三兄弟のアートは幼少期の記憶がよみがえる
参加者にやさしく寄り添うとびラーたち
ご本人の記憶がよみがえったり、元気な表情に変わっていく。それはご家族にとっても、嬉しい体験です。
アートや文化が高齢者の社会参加につながるという認識を広めていきたいという Creative Ageing ずっとび の取り組みに、
これからも私たちは、積極的に連携してまいります。
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