2 ヶ月間の診療停止とその後の受診控えにより経営状態はこれまでになく悪化しましたが、その後は感染防止対策と病院機能を両立させ、医業収入を回復させるために職員一丸となって努力し、ようやく単月黒字化に手の届くところまで来ることができました。
今年度は、新人看護師の採用を断念したことなどもあり、診療再開後は 400 床のところを308 床で診療しておりました。少ない病床でどうしたら病院の運営を安定させられるかを考え、対策を練ってまいりましたが、その後の看護師さんの雇用が予想以上に進まず、逆に退職者が例年より増加したため、さらに 29 床減少させて 279 床で運営していかざるを得ない厳しい状況となりました。新型ウィルス流行の長期化により、とくに患者さんと直に接することの多い看護師さんへの負担が膨らみ、使命感だけでは克服することが困難になって、しばしの休息を求めて退職する方も全国的に増えているようです。当院の看護師も例外ではなく、肉体的にも精神的にも疲労が蓄積しており、心情的には少し休んで下さいと言いたくなります。しかし、人員の減少は残るスタッフの負担をさらに増加させますので、こうした悪循環が拡がる前に何か有効な手を打たなければなりません。
現在、当院では新型コロナの診断はいたしますが、治療は感染症指定病院にお願いしております。その代わりに、救急医療などの必要な医療を可能な限り引き受け、感染防止と両立させながら、地域に貢献すべく活動しております。残念ながら、看護人員の不足だけがその活動を拡大させる上での足枷となってしまいました。当院の感染防止対策についての記事を、12/1 付でホームページに掲載いたしました。
これを一読していただき、これなら安心して働けると思われた看護師さんがいらっしゃいましたら、是非当院看護部(03-3833-8389)までご連絡下さい。皆様の実力を本来の業務に発揮していただくことで、地域医療は守られ、頑張り続けている看護師には余裕が生まれ、当院は危機を乗り越えることができます。ご応募を心よりお待ちしております。
ご興味のある方は、コチラからお問い合わせください。
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