gooDrug『市販薬の名前も確認しましょう』

市販薬の名前も確認しましょう

コロナやインフルエンザはようやく落ち着いてきましたが、皆さんは体調が悪い時、薬局やドラッグストアで購入できる市販薬を飲みますか?



頭痛や風邪など、病院に行くほどでもないけれど症状を緩和したい時、気軽に買える市販薬はとても便利に感じます。今ではセルフメディケーションといって「自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること」という考え方も広まっています。
もちろん、主な効果や、早く効く、1日1回で効く、胃にやさしいなどの特徴は大切です。パッケージにも書かれているし、店員さんに勧められたら何となく買ってしまうのではないでしょうか。ですがこれからは、ぜひ商品の名前も確認してみてください。例えば、「バファリン」という名前であれば多くの人が聞いたことがあるかと思います。ところが「バファリンA」「バファリンプレミアム」「バファリンルナ」など後ろについている文字によって、アスピリンのみ、イブプロフェン+アセトアミノフェン、アセトアミノフェンのみ、というそれぞれ有効成分違っています。その他の総合感冒薬も同様で、入っている成分が少しずつ違うことがあります。名前が分かれば、いざ病院を受診した時にどんな成分の薬を飲んでいたか、処方薬との重複はないかの確認ができますし、万が一市販薬で副作用が出てしまった時も、原因となった成分を絞り込みやすく、今後注意すべき薬が明確になります。

普段は気にすることも少ないでしょうが、自分が買った市販薬の名前もしっかり把握し、より安全に治療が受けられるようにしましょう。

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