新入職者研修 Day9④
当院では、身体拘束を最小化する取り組みの強化を目的に、医師・看護師・事務職員からなる身体拘束最小化チームが活動しています。
身体拘束は、身体的、精神的、社会的にさまざまな弊害・障害の原因となります。
身体拘束が必要と考えられる患者さんに対し、身体拘束ありきで考えるのではなく、どうすれば身体拘束を最小化できるのか、その意識を持つことが大切、というお話がありました。
研修では、事例に基づいてどのような抑制が必要なのかを考えるグループワークを行ったほか、患者さんの立場になって考えるために、身体拘束シミュレーション演習を行いました。
ベッド、車椅子それぞれへの身体拘束を体験することで、身体拘束された際にどのような気持ちになるのか、一人ひとりが考えました。