新入職者研修 Day8
今日から、新卒看護師のみの研修が始まりました。
新卒看護師のみの研修では、基礎的なことを実技形式で学ぶ研修が多くなります。
また、項目に応じて初期研修医も同じ研修に参加しています。
午前中は初期研修医と一緒に、お互いの指や腕を借りて、血糖測定と採血の練習を行いました。
採血の練習では、血管を見つけるのに苦労し、見つけた血管をみんなで触って確認しながら歓喜する姿も。
採血する側・される側を経験することで、お互いにアドバイスできるようになります。
新卒看護師、初期研修医で協力しながら、より実践的な手技を学びました。
午後からは、静脈留置針・CVポート・透析シャント管理について学びました。
はじめに、静脈留置針の特徴や使い方について説明を受け、腕の模型を使用して穿刺の練習をしました。
なかなか逆血が確認できなかったりと初めは上手くできませんでしたが、お互いに教え合いながら何度も練習するうちに、徐々に上達する様子が見られました。
次に、CVポートの構造や穿刺・抜針の際に注意すべきことなどについて、模型を使って理解を深めました。
生食ロックの練習では、どのくらい力を入れれば注入できるのかなど、実際にやってみないとわからないことを体験することができました。
最後に、血液透析やダイアライザーの仕組みについて説明を受け、透析シャントの管理について学びました。
当院は入院患者さんに対して透析治療を行っているため、配属先にかかわらず、透析患者さんに接する機会があります。
透析の針を見て「思ったより太い」などの感想が聞かれ、透析について深く理解するきっかけになりました。