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nurse_days ナースの日々

ラダーⅠトライ者研修 多重課題研修

Date:2024.07.08 ラダーⅠトライ者研修 多重課題研修 今回は、多重課題研修の様子をお届けします。多重課題とは、複数の看護業務や課題が2つ以上同時に重なってしまうことを指し、看護師にとっては日常茶飯事です。特に新人看護師が直面しやすい問題の1つとも言えるでしょう。今回の研修では、多重課題に直面した際にどのようにして対処していけば良いのかなどを学びました。研修の目標 ① 安全に配慮した優先順位の選択ができる ②状況を把握し、必要に応じて要請の判断ができる  
	③状況や伝える内容を理解して先輩に報告することができる(SBARを用いた報告)医療の高度化と生活や健康の価値観の多様化がすすむ中、看護業界では、良質で安全な医療の提供ができる人材が求められていることや、看護師の働く環境は、多重課題・時間切迫・作業中断などの課題が多くあり、業務が計画通りに進まない為、常に優先順位の判断を求められる状況下にあると、お話がありました。また、現場で起こりやすい課題として、●記録中にナースコールが鳴る●ナースステーションに1人で居る時に、ナースコールと電話が同時に鳴る●病室で患者さんの対応中に同室患者さんの対応も必要になる●急に検査の指示が入る●受け持ち患者さんの状態が急変する などを上げ、同時に対応を迫られた際、エラーを起こさずに素早く対応するには、優先順位の判断と素早く対応できる訓練を繰り返し行うことが大事であることを学びました。グループワーク次は、臨床現場で起こりうる多重課題の事例をもとに、どのように対応すべきか、グループワークを行いました。①臨床で起こりうる多重課題の一場面を知り安全に配慮した優先順位の選択を行う②自分の能力の限界を知り、必要に応じて先輩看護師に報告・連絡・相談を行う③患者さんに適切な態度や言葉遣いで説明する 以上の3つのポイントに沿って、自分たちならどのように行動するかを、優先順位や患者さんにかける言葉なども含め、話し合いを行いました。グループワークの後は、話し合いでまとめた内容と他グループからの感想や気付いた点の発表を行いました。発表の様子を動画でCheck!

I-SBAR-Cを用いた報告方法 グループワークの後は、多重課題の回避方法とI-SBAR-Cを用いた報告方法、報告しやすい環境づくりのヒントについて説明を受け、I-SBAR-Cを用いた報告方法について事例をもとにグループワークを行いました。グループワークの後は、実際に報告する場面を想定して発表を行い、他のグループからは感想や気付いた事を発表してもらいました。発表の様子を動画でCheck!

最後に、なるべく多重課題にならないよう、事前にスタッフと情報共有したり、予測してケアを行うこと、普段からチームでのコミュニケーションを大切にして伝える訓練を行うこと、自己のアセスメント能力の向上を行い、「気付ける人」になることが大事であるとまとめ、今回の研修は終了しました。<span id=

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