ラダーⅠトライ者研修 心電図研修
11月17日に当院にて、第8回 イポーメアの会を開催しました。
当院と関わりの深い、台東区・墨田区・荒川区の地域コメディカルの皆様との交流の場を作りたい!という願いから設立されました。
イポーメアは、台東区の区花・朝顔が属している、サツマイモ属をイタリア語に訳した『Ipomoea(イポメア)』が由来となっています。イタリアは、近代看護の母であるフローレンス・ナイチンゲールの出身地です。
第8回となる今回は、『訪問介護、ケアマネ、訪問リハの協働ですすめる在宅療養支援~在宅療養支援チームに色々と聞いてみよう~』と題し、医療法人社団輝生会 在宅総合ケアセンター元浅草の看護師・理学療法士・ケアマネージャー・ソーシャルワーカーの4名を講師にお招きし、当院の看護師や、地域の訪問看護、訪問リハビリ、訪問診療、ケアマネジャーの方々などにご参加頂き開催いたしました。
在宅総合ケアセンター元浅草についてご紹介して頂き、訪問看護とは、どんなところでどうやって生活するのか、訪問看護スクリーニング、在宅からの退院支援の視点、在宅へ情報共有してほしいこと、訪問リハビリの大方針、訪問リハビリで大切にしていること、利用者とのかかわりの中で考えること、訪問リハビリの対象者、マズローの欲求5段階説についてお話して頂きました。
また、入退院時連携で大切にしたい視点として、下記の内容をお話して頂きました。
次に、在宅療養支援についての意見交換と、『各自専門職の立場で本事例にかかわる場合、どのような退院支援が必要か、また退院後どのように生活していくかという視点で情報共有を行う』という内容で、提示された事例をもとにグループワークを行いました。
普段、ラダー研修などで行っているグループワークは同じ看護師、同じ病院の人と行うため、今回のような多職種、他の医療機関の方々と行うグループワークでは、自分ではなかなか気付けないような事など、様々の視点からの意見が飛び交い、とても勉強になりました。
今後も、地域の訪問看護師やケアマネージャー、地域包括の皆様とのつながりを深めていき、地域の患者さん・利用者さんの生活を支えていきます。