ラダーⅠトライ者研修 心電図研修
8月4日に、ラダーⅢトライ者を対象としたマネジメント研修2が行われました。
今回はその研修の様子をお届けします!
上記の内容に沿って、今回行った集合研修や、集合研修前の課題、集合研修を終えた後の課題などに取り組み、マネジメントについて学んでいきます。
はじめに、共同-連携-共同の概念や、看護実践のリーダーになる方たちとはどんな人なのか、ラダーⅢレベルの方たちの役割とは何かを学びました。
看護師は「情報」と「コミュニケーション」の専門職とし、コミュニケーションについてや、チームビルディング効果、フィードバックの原則とその技法、評価方法などについて学びました。
また、コミュニケーション能力の向上が期待できる2つのゲームをグループに分かれて行いました。
グループの代表者が、グループメンバーにイラストを言葉だけで説明し、グループメンバーは代表者の説明を元にイラストを書いていく伝言ゲーム。
A4用紙20枚を、制限時間内にどれだけ高く積み上げられるかをグループごとに競う、ペーパータワーゲーム。
次は、マネジメントの考え方についてです。
組織とは何か、組織の3要素と6つのマネジメント課題、組織によくみられる思考-行動のパターン、現場を動かす理論と方策、マネジメントの3つの役割と求められる9つの行動、トップマネジメントの役割と構造、マネージャーの仕事、看護に応用しているマネジメントの考え方や方法などについて学びました。
仕事の5つの要素、上司と部下の意識のズレが発生する原因、仕事がスムーズに進む思考整理の基本、増殖しがちな「方策君」、方策は要因に対して行わないと意味がないこと、「なぜ(要因)」の追求を癖にすること、論理的に問題を構造化すること、現象分析とSWOT分析などについて学びました。
次は看護管理についてです。
看護師にとっての顧客は誰か、我々は誰のために何のために存在するのか原点を確認しようというテーマの下、看護管理とひとりひとりの看護師との関係、看護の本質・役割・特徴・5つの危機的徴候、期待が高まる看護職の役割、知の時代の看護管理、自律分散型リーダーシップ、これからの看護職に求められる力、看護管理者が行う管理の目的と調整判断業務などについて学びました。
次は、マネジメントをする上でおさえておきたい基本事項として、
上記の6つを改めて学びました。
最後はグループに分かれて、今回の研修前に取り組んだ実践計画書について、それぞれ発表し合い、良い点や改善点などの意見を交わしました。今後は、実践計画書の修正を行い、部署での実践を行います。
質の高い看護実践と、所属部署のグループリーダーとしての役割を全うできるよう、今回の研修で得たことを活かし、日々の業務や、研修、課題に励んで参ります。