ラダーⅠトライ者研修 心電図研修
今回お届けする新卒看護師の研修は、ラダーⅠ 標準看護計画研修 です。
当院のキャリアラダーは、『地域医療に貢献できる看護実践能力を持つ看護師』を目標の看護師像として掲げています。
当院では、全ての看護師がラダーⅢ以上のジェネラリストを目指します!
まずは、当院で使用している電子カルテでの、看護計画の立案の操作方法など、具体的な手順について学びました。
基本的な操作方法だけでなく、患者さんを主語にして患者目標を立てることや、患者さんの個別性を意識した看護計画を立てる、看護ケアや目標の追加をする際は曖昧な表現は使わずに、数値を用いて、時間・回数・量などの単位で具体的に表現をするなどの立案をする上でのポイントも学びました。
「看護計画」は、
①アセスメント
②看護診断
③看護計画
④看護介入
⑤看護評価
の5つの看護過程のうちのひとつで、どの看護師がその患者さんを対応しても同じケアができる事を目的としています。
この看護計画を立案する上で、重要となってくる3つの大きなポイントが【看護計画の立案方法】でも記した患者さんの個別性を意識することと具体性、一貫性です。
この3つのポイントを抑えた看護計画を立案するために、看護過程①のアセスメントから得た情報をもとに、看護行為によって解決可能な問題を看護診断から導き出します。
続いては、この看護診断についてです。
NANDA-Ⅰを使用した看護診断の方法と、書き方について学びました。
今回の研修で学んだ事を活かし、事例を使用して看護計画の立案の演習を行いました。
ラダーⅠの研修は、今後も引き続き行われていきます。
『地域医療に貢献できる看護実践能力を持つ看護師』を目指して、今後の研修にも励み、そこで得たことを業務に活かして、一歩ずつキャリアラダーをクリアしていきます!